リクルート

実はまだ2回目、なのにもうYouTubeじゃない。
そんなことは気にするべからず、全国的によさげなリクルートのCMを紹介。
http://www.recruit.jp/cm/
お薦めはタウンワーク758、細かいネタがてんこ盛り。
こだわってんなあもう、と苦笑いすること請け合い。
ああ、あと新垣結衣の出ているCMは言うまでもなく必見、などと言ってみる。

2006-01-22

  • G2プロデュース「ツグノフの森」三都市で公演。ラーメンズ片桐仁を主演に、坂田聡福田転球久ヶ沢徹ら個性派キャストをずらり。作・演出をG2が兼任、やー楽しみ楽しみ。
  • 地球ゴージャス最新作「ささやき色のあの日たち」。藤原紀香北村一輝岸谷五朗のトリプル主演。あれ?寺脇康文は?
  • ところで北村一輝岸谷五朗といえば三池崇史監督による「劇場版 龍が如く」は3月3日公開。三池崇史のことだから、絶対タダで終わらない映画に違いない。
  • 三池崇史最新作「スキヤキウエスタン・ジャンゴ」がクランクアップ。謎の豪華キャストがどうなってんのか気になってしかたがない。
  • 堤幸彦監督「大帝の剣」ようやく公開が4月7日に決定。蔵入りになるんじゃないかと不安だった……。ポスターのビジュアルと主題歌GLAYに一抹の不安を感じつつも。
  • そんな堤幸彦は既に撮了済みの「自虐の詩」、現在撮影中「包帯クラブ」と相変わらずの忙しさ。しかし映画仕事が多すぎて、もうドラマはやんないのか?と不安になる。
  • 映画「DEATH NOTE」2部作DVDは3月14日に単品・セットの計3種類同時発売。仕様の豪華さと思わぬ安価さに衝撃。てっきり万するもんかと。
  • 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」DVDが4月27日に限定版・通常版の2verで発売。これで本当に最後、と書いてあると本当に切なくなるファン心理。限定版の全DVD収納可能BOXは果たしてどこまで需要があるのか?
  • 筋肉少女帯、有頂天、ばちかぶりとバンドブームを牽引したナゴムレコードの面子が相次いでベスト盤発売。しかし筋少、有頂天はわからないでもないけど、まさかばちかぶりまでもが。

2007-01-18

2007-01-14

更新しなさすぎて古い情報もここぞとばかり突っ込んでみる。

みんな昔はリーだった〜EXIT from The DRAGON〜

2007年1月14日/大阪・シアタードラマシティ

・軽くネタバレを含みます・

後藤ひろひと、1年半ぶりの新作はまたもやパルコプロデュース。ネプチューン堀内健を主演に迎え、演劇巧者とフレッシュな人選で見せる2時間20分。
蓋を開ければひょっとして大王新境地?ブルース・リーという実在のスーパースターを題材に、彼に憧れる少年たちを主軸に据えた青春群像劇に仕上げ。内容はさらりと濃厚、青春の痛みやほろ苦さを描いて相変わらずのウェルメイドっぷり。
中学生ってそういうとこあるよな、という無邪気さやバカっぽさを前面に押し出して飛び道具的コメディを展開、客をいじる舞台装置のオモシロで遊ぶ、やりたい放題。けれどいつになく王道なストーリーで、同じく大王作「童話シリーズ」とはまた違って圧倒的にリアル志向。特有のブラックな笑いも出来るだけ控えめに、これってひょっとして児童劇でもあるんじゃ?みたいな健全っぷりにはなぜか困惑。なぜだ?
しかし油断するべからず、笑いの陰にちくちくと棘が見え隠れ。いじめをストーリーの中心に置いたのは偶然なのか意図したものなのか、痛ましい場面がやや連続。キャラが立ってるだけに本当に痛く、ああこれがやりたかったのか、と思いきやするっとそれをかわす展開はやや肩透かし。もっと過程を描いてもよかったんじゃなかろうか、とは思ってるけど、通して観ればわかるように、今回のテーマはそんなところにはなし。
痛み以上にほろ苦さとか切なさとか、要するに「あの頃ってバカだったよな」というおっさんたちの叫びが聞こえてくるかのよう。バカだったよな、という回想は笑い話だけれど、案外ヘビーな後悔でもある、という構造。後半もコメディには変わりないけど、それは湿っぽくなってしまうのを避けるためか。ギャグをいちいち挟みつつもしんみりと、結末へなだれこみ。
伏線張って張って最後にどかん、というカタルシスはいつもよりは控えめ。けれど数々のエピソードが最終的にまとまるあたりやっぱりよく練られてるなあと感心しきり。でもブルース・リーについて全然知らないとあんまり反応も良くないのかな、とか思うと、なんか勿体無いなと思ってしまう。やっぱりそういう小ネタも多いし、懐古要素も強いからしかたないんだけど。*1
演出は大王らしさというか、なんか物語に溶け込まなくて首を傾げるようなこともしばしば。冒頭のアナウンスには腹を抱えて笑ったけど、最後のアナウンスは蛇足じゃないかとか、天使が吊られるのはやりすぎじゃないかとか、思うところはあるけどエンタメ人間後藤ひろひとの所業としてはなんか納得。
役者。堀内健、テレビのままのキャラに笑い。食い足りない気はするけど今後に期待?池田成志、遊びつつさすがの演技者っぷり、作品をどこか引き締め。京野ことみ、ボーイッシュな少女はお手の物か、可愛らしさ炸裂。伊藤正之、語り部で暴走の抑えどころ。手堅い仕事で好印象。後藤ひろひと、サブキャラを自認しつつもおいし過ぎて素敵キャラ。竹下宏太郎、主演じゃないの?みたいなかっこよさ。リーっぷりも抜群。瀬川亮、純情キャラがぴたりとはまって好演。絶妙。熊井幸平、飛びぬけて?最年少、健闘伺え要注目。松角洋平、ワンシーン出演より前説が面白すぎて抱腹絶倒。板尾創路、少ない出番で鮮烈な存在感、やはりこの人はすごい。

*1:「男が惚れる男がいない」という台詞はなんか衝撃的だった……

KUDAN Project「真夜中の弥次さん喜多さん」

2007年1月7日/名古屋・七ツ寺共同スタジオ

実は2002年以来コンスタントに上演、各地海外公演を経ての今回の凱旋公演(海外バージョンで)。しかも最終公演。かねてから観たい観たい観たい、観たくて観たくてたまんねえと密かに公言してきただけに、2007年の演劇初めがこの作品で感激にむせび泣かんとする勢い。
これぞ小劇場演劇でやる弥次喜多、原作とも映画版とも異なった独特の世界観は天野天街によるそれか。とはいえ原作のエッセンス、原作で重要なところはしっかり汲み取って溶け込ませている。お伊勢さん参りをする物語であるにも関わらず、弥次と喜多、ふたりの登場人物は最初から最後まで宿から出ない。
そこではっきりと思われるのは、この作品は「旅」の作品ではなく、「正面切ってふたりの人間を描く」作品であったのだろうということ。生と死、現実と非現実、対極にあるものをふたりの人間で描くこの迫力。二人芝居でそもそも原作の無茶苦茶さを忠実に再現するのは不可能に違いない。であるなら、ふたりの人間だけでできることを徹底的にやる、ということか。
とはいえ原作の軸、「同性愛者なれども純愛」を踏襲。ストーリーのシンプルさは原作以上、さっぱり観やすく処理されていて好感。そこにわけのわからなさを出来る限り突っ込んで、絶妙なバランスで観客を牽引。演劇のライブ感を活かし、くどいぐらいの天丼ギャグ。天丼はギャグでなくなってからがホンモノ。「見える」「見えない」を切り替えてひたすらにリフレイン。現実と非現実が舞台上で確実に揺らいでいく不思議に戦慄すら覚える。
やがて舞台上と客席、小劇場であるゆえに非常に薄いその境目が確実に揺らぎだす。前半、喜多がロープを使って早速その境目を軽々と跨いでいる時点で予測しておくべきだった?客席から見える舞台上のものは果たして何か、それすらも逆手に取った展開に唖然。なかでもリアルタイムで携帯電話で注文され、本当に出前が届いてしまう「うどん」に衝撃。あーびっくりした。そんなのありかよ。
わけのわからなさを羅列しだしたらキリがない、とめどなく溢れ来る奇天烈トリックのオンパレード。原作にもあった不条理、舞台でしか成立し得ない不条理。不条理をロジカルに積み重ねられることが快感に変わるや、観客はこの不思議さに捕らわれて抜け出せず。
この巧みにして緻密な構成に気をとられるべからず、次第にストーリーは毒々しさを増す。最後に見えてくるものは死生観そのもの。トリッキーな仕掛け、ちょっとしたマジックから、果てはびっくりイリュージョンまで。やや尻切れトンボ?な結末も、希望の見せ方が鮮やか。文字通り「何もなくなってしまう」ラストシーンが印象的。
役者。小熊ヒデジ、荒々しくも繊細な人物像が透けて見える喜多は面白おかしく、かつ切ない。寺十吾、遊びまわりの面白さもそこそこに、押さえどころを外さない正確さ。そもそもいいおっさん二人が舞台上でいちゃついても気持ち悪くない、それ自体がまず不思議な。

ゴッドタン・キス我慢選手権リターンズ

更新頻度を少しでも上げるために、今日のようつべというカテゴリを作ってみる。
要するに俺が面白いと思ったYouTubeやらの動画を貼っていくわけだ。
つまりは手抜きだ。

                                      • -

今日は俺の初笑いといってもよかろう。うん。
「ゴッドタン」つう番組が一夜限りで復活したので、それの1コーナーを。
とりあえず何も言わずに見てくれ。もちろん最初から。