Mの悲劇 第三話

演出が土井Dから石井Dにチェンジ。この人の演出は良くも悪くもベター過ぎるきらいがある…。ある程度安心して見られるのは強いと思うけど。さて、話の内容はますますカルト方面に突っ走っているので、視聴率は低めの線で安定してきたとか。日曜九時に絶対向かない題材を意図的にやっている、という意味ではすごく冒険している。突っ込みながら観るのもひとつの面白さだし(勿論単純にストーリーに巻き込まれても面白いけど)。ところで稲垣吾郎は、伊佐野Pの読み通り、やはり追い詰められる演技がうまい。表情に至っては、完璧に衛。一方の長谷川京子も上手くなってるなあという印象。「僕だけのマドンナ」の時は目も当てられなかった部分があったことを思えば。今回も第二話と同じで、衛が更に突き落とされました。正直、5日前に軽く見ただけのドラマを今になってレビューするのは苦しいw公式の登場人物説明を読む分には、あと7話でまとめ切れるのかと思ってしまうこのドラマ。次はじっくり見て、中身のあるレビューを書かなければ……。