ドラマ

東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜

原作:リリー・フランキー 脚本:土田英生 出演:田中裕子、大泉洋、広末涼子、大塚寧々、神木隆之介、佐藤隆太、岡田義徳、塚地武雅、樹木希林、竹中直人、加藤治子、蟹江敬三 ほか 故・久世光彦の企画によって、リリー・フランキー著のベストセラーをドラ…

嫌われ松子の一生 第1話・第2話

脚本:成瀬活雄 演出:酒井聖博 中島哲也が手腕を振るって見事に映画化してみせた「嫌われ松子の一生」、そのドラマ版。脚本は映画畑で活躍してきた成瀬活雄、チーフディレクターは酒井聖博。 映画版で非常にざっくりやった修学旅行編をじっくり一時間かけて…

下北サンデーズ 第1話

「小劇場と書いて『ビンボー』と読む!?」 原作:石田衣良 脚本:河原雅彦 演出:堤幸彦 あちゃー。やっちゃったなあ、もう。どうして石田衣良×河原雅彦×堤幸彦っていう面子でドラマ作って、こうなったのか。何もかもがどこか中途半端。やるんならもっとフ…

吾輩は主婦である 第31話〜35話

「おざわ」「わかれ」「じぶん」「みのり」「いつう」 脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 いよいよ物語も佳境の週、最終回までに短くても感想を書いておきたかった。 みどりの父親登場の回から胃潰瘍の回まで、エピソードは大きくわけて3,4個あるけど、続け…

吾輩は主婦である 第26話〜第30話

「ゆきお」「ねがい」「マンガ」「しずか」「サイン」 脚本:宮藤官九郎 演出:川嶋龍太郎 さすがにいつもの分量で一週間分まとめ書きする気力はいよいよないので、いつになくダイジェスト版で。 第26話「ゆきお」。ずーっと引きずってた話にひとつの区切り…

吾輩は主婦である 第25話

「だれだ」 脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 またしても異色の回。放送日と劇中がリンクするという仕掛けは毎日放送する昼ドラならではのものか。これによって物語は奇妙に展開、いつになく不思議な30分でした。とはいえ、いつもの「吾輩」だったんだけども…

吾輩は主婦である 第24話

「ふざい」 脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 よく出来たシチュエーションコメディ。宮藤作品だけど、なんか印象としては三谷幸喜作品っぽいかも。場面が家の中で固定されていて、そこで起こる出来事だけを描いてる感じ。回想とか使って少しずつ情報を小出し…

吾輩は主婦である 第23話

「おがた」 脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 またしても!またしても普通に昼ドラ……のような、いい話。とはいえ泣かせる方向じゃなく、あくまでも淡々と……。この前から「みどりさんばっかり」みたいなセリフがちょくちょく出ていたので、その反動がどこかに…

吾輩は主婦である 第21,22話

「ももえ」「しまい」 脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 二話連続でひとつのエピソード。暗いような暗くないような、昼ドラっぽい話を笑いのオブラートに包んだ結果こうなるよ、という話。21話はかなり微妙だったけど、22話で帳消し。うまく2話でまとめてし…

吾輩は主婦である 第20話

脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 クドカンが「逆ギレみたいに書いた」という第20話〜第30話、の最初。空き巣事件の話。が、今回は今後への橋渡しみたいな印象。そんなとこでも手を抜かないのがいいんだけど。 物語的にはみどりの小説連載と空き巣!空き巣…

吾輩は主婦である 第18,19話

脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 父娘問題解決。しかしうまいことまとめたな。で、しかも漱石の小説連載の話もきっちり用意してるし。第18話の喫茶店シーン、レコード会社に勤めていた……という、たかしの設定をうまく活かして熱め。しかしそんな中でも官…

吾輩は主婦である 第14〜17話

脚本:宮藤官九郎 演出:木村政和(14,15話)、高成麻畝子(16,17話) まとめて。第14,15話は不倫騒動(というと違うか)の、顛末。非常にしょーもなくて、非常に痛快で、なんか知らないけど最終的にちょっといい話に仕上がったのには驚いた。というか、ひとつのエ…

吾輩は主婦である 第13話

「やすこ」 脚本:宮藤官九郎 演出:木村政和 ここにきて人物名がサブタイトルになっているので、どういう内容かと思いきや。やすことひろしについての話。が、いちいち回想シーンで遊びすぎているのが素敵。優等生設定のやすこは胡散臭いし、不良設定のひろ…

吾輩は主婦である 第11,12話

「」「ぱあと」 脚本:宮藤官九郎 演出:木村政和 漱石からみどりに戻って、また漱石になって……から。少しずつ主婦っぽさをものにしてきた漱石のキャラが、回を重ねるごとに面白くなっている。斉藤由貴、すばらしい。第11回では必死でみどりのフリをする漱石…

吾輩は主婦である 第10話

脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 日付は2日だけど、実際は4日の深夜に書いている。ごまかしだ。時間がないのだ。 なるほどミュージカルになると元に戻るのね、という仕組みが見えた今回。漱石のキャラもどんどん立ってきている。しかし主婦になろうと必死に…

吾輩は主婦である 第8話,第9話

脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 昨日書くのをすっかり忘れてしまった。溜めてしまうと苦しいので、2話ぶんまとめて感想。話があっち行ったりこっち行ったりするかもね。 とはいえ、初めてひとつのシチュエーションが2話に渡ってるような感じで。8話がちょ…

吾輩は主婦である 第7話

脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 サブタイトルの確認を忘れていた。いつか追記予定。 昨日で「漱石が主婦らしいことを自覚」して、今回は少しずつ馴染んでくるとこ。まずは息子を大きく扱う模様。作文のくだり、ありがちなパターンだけども、漱石という登場…

吾輩は主婦である 第6話

「ひみつ」 脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 先週一週間は漱石が憑依してからを描くためにあったのかな、と思った。先週の「奥さん」みどりを思い返すと、その違いがほんとに居心地悪い。これが計算ならすごい。計算じゃなかったら、それはそれですごい。 …

吾輩は主婦である 第5話

「じゅん」 脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 一週目終了。なんかどんどん面白くなってる気がする、というのはやっぱり登場人物がほぼ出揃ったからなのか? 「ぼくの魔法使い」では篠原涼子と古田新太が頭ぶつけるシーンで済ませていた変身の過程を、この…

吾輩は主婦である 第4話

「まゆみ」 脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 4話目でだんだんエンジンかかってきた感じ。個人的には今までで(つっても、まだ4話だけど)一番面白かったかな。まあ本当に個人的に気に入った、というだけなのだけれど。 娘の家出というホームコメディーの王…

吾輩は主婦である 第3話

「ちよこ」 脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 落ち着き。というか、たかしが職につくまでの話なのでサブタイトルの「ちよこ」は……いやいや、結構いいところを持っていきましたよ。しかし、昼ドラ仕様のクドカンは意外なまでにのほほんとした話書けるな。 …

吾輩は主婦である 第2話

「たかし」 脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 ちょっといい話。クドカンドラマらしい演出(早回しとか、声だけミッチーとか)も出てきて、非常にゆっくりとながらエンジンをかけてきた模様。 毎回ミュージカルシーンは入れるのかな?今日のはプロポーズ回想…

吾輩は主婦である 第1話

「みどり」 脚本:宮藤官九郎 演出:高成麻畝子 宮藤官九郎、昼ドラに進出の第一話。まだ導入部も導入部ながら面白かった。昼ドラっぽさも全開。池田成志や尾美としのりなど、脇役にこだわりあり。 まだ本格的に話は動き出してないのだけれど、会話の妙は炸…

弁護士のくず 第4話

「死者の声!冤罪の真犯人」 正直、今期で群を抜いて面白いと思っている。しかし難しいもので、視聴率は内容の面白さに比例してくれるわけではなく……。 なんか最近あった某殺人事件を想起させる気はするけど、とんでもなく重いテーマをさらっとコメディでご…

2006年4月開始番組視聴リスト

リストだけは毎回書いてるんだけども。地方のメリットを最大限に生かして、評判の悪いものは回避していく予定。というわけで、第一回。 ドラマ 「功名が辻」(継続) 「トップキャスター」(生瀬勝久!)*1 「ブスの瞳に恋してる」(なぜかものすごい魅力を感じる…

「西遊記」

脚本:坂元裕二 出演:香取慎吾、深津絵里、内村光良、伊藤淳史、水川あさみ、大倉孝二 ほか 演出:澤田鎌作、成田岳、加藤裕将 久々にラブストーリーでない月9、で、しかも、西遊記。プロデュース・演出が実力派の澤田鎌作……ということで期待していた。も…

喰いタン Soundtracks:Remixed

ドラマは結局一話しか観なかったくせに、その音楽が耳に残っていたので、勢いで聴いてみた。誰もが聴いたことのあるクラシックの名曲を、小西康陽がリミックスした6曲入サントラ。こういう形式のは珍しいな。 どう考えても斬新すぎてぶっ飛ぶリミックス。ク…

2006年1月〓3月期

結局色々見はじめているので、とりあえずリストアップ。 ドラマ 「西遊記」(いつ切るか……) 「アンフェア」(いろんな意味でもったいない……) 「神はサイコロを振らない」(未見) 「白夜行」(早くも安定株?) 「小早川伸木の恋」(面白いまでのジェットコースター…

タイガー&ドラゴン 第10話

「品川心中」 脚本:宮藤官九郎 演出:片山修 出た!品川心中!でももともと長い噺だとは知っていたんで、最後まではやらないなあと思っていた。最終的に、やってしまっているわけだけれど……。演出は片山修。良かったっす。 メグミがメインに据えられてる話…

タイガー&ドラゴン 第9話

「粗忽長屋」 脚本:宮藤官九郎 演出:坪井敏雄 「明烏」に続いて二回目の演出となる坪井敏雄。結果的に、めちゃくちゃ完成度高かった……。いやー驚いた。ある意味一番外さないディレクターなのかな。そういや木更津にも参加していたっけ。 雰囲気はこれまで…