フタコイ オルタナティブ 第1話

「コロッケとヘリと地下ボクシングと私」

正直見る予定なんてこれっぽっちもなかった「フタコイ オルタナティブ」。正直萌えアニメの類はお腹いっぱいだーと思っていたのですが、スタチャ公式でプロモを見たら、これが面白そうで面白そうで。というわけで見てみました。
最強!
すごい!すごすぎる!動く動く動く動くっていうか単純に物語が面白いんだよ!バラバラに展開する三つのストーリーが最終的にひとつに収束する、というものを実質25分ぐらいにまとめて、しかも本気でやっている。大抵こういうのをやるのは、短くても実質45分のドラマとかそういうものだったりするわけだから、その時点で結構斬新。しかもそれを、本来萌えアニメを期待されてるであろうところにぶつけていくわけだから、その冒険精神ってのはすごいものがあると思う。脚本については、とにかく面白い。シチュエーションの描き込みだけでなく、視聴者を牽引していくパワーを感じます。最近でいうと、宮藤官九郎的な感じも受ける。というか、全体にクドカンイズムが漂いまくりだ!
今のところ作画の良さが語られやすいので、作画がわからん俺としては、正直語りにくいことこの上ない!でも、見せ方の上手さだけはびしびし伝わってきます。テンポの良さというか、勢いの良さったら。アメコミテイストな見せ方があったかと思えば、爆発や破壊のカタルシスをいかにも日本人が好みそうなやり方で見せたりする。ある意味多国籍的な演出が詰まっている。もちろん、脚本の面白さを活かした演出も見事。アクションシーンも多くって、燃えます。ただ、最後のセリフが気になるなあ。
燃え要素ばかり語ってきたので、萌えのほうも。素晴らしいです。萌えアニメ特有の崩れ顔(ギャグ顔)、シチュエーションの萌えもカバー。お色気(ここではズバリパンチラを指す)も入っていて、そういうのに期待する人の希望もきっちり満たしていく。というか、パンチラの見せ方が上手い!ってこんなこと褒めるのもどうかと思いますけど、「こいこい7」に比べてみれば、その上手さは一目瞭然。
喜んで視聴継続。それだけでなく来週からは標準録画も辞さない構え。頼むからこのクオリティを維持してくれ!