バジリスク〓甲賀忍法帖〓 第一話
「相思相殺」
三重テレビが日本最速放送という奇跡。たまにこういうことがあるあたり、三重ってのはまったく奇妙な土地なんだなあと思った。
GONZO制作作品に挑戦したのははじめて。GONZOクオリティというものがあるらしいんだけど、第一話を観る分にはそれを感じることはなかったです。今のところ、フタコイと個人的に双璧。ジャンルは全然違うけど。
山田風太郎の偉大さを再認識するにも良い作品。いろいろ忍者ものはあるけど、やっぱりこの人が50年以上前に築いたものは大きいと思いました。面白ければなんでもいいじゃん、的なエンタメ志向はいつの時代でも受けるってことか。
肝心の内容。せがわまさきがどこまで関係しているのかは知らないけど、「バジリスク」としての原作も読みたくなった。とにかく無駄がなくって、かつアクション時代劇としての面白さが冴え渡る。その上、落ち着いたところも。あと声優が豪華すぎるとか色々書きたいことはあるんだけど、保留。第二話にも期待してます。ああ、でも小林清志と京田尚子を使っておきながら第一話で殺してしまうってのもびっくりしたなあ。
