フタコイ オルタナティブ 第10話

「クマのように舞い イカのように刺す」

ついに沙羅の出番がなくなる。公彦サイドは象秘書の登場だけで、ほとんど状況の変化はなしか?そのぶん今まで少なかった双樹の出番が多かった。
イカイカイカ!クマ!クマ!クマ!イカの再登場でまたも波乱のフタコイ、第2話以来の大波乱でした。っていうかイカで遊びすぎwでも、描くところはしっかり描いてて驚いた。商店街から人が消えていく様子なんか、ちょっとリアルすぎるぐらいなんじゃないかと思ったし。意外と明るく描いてはいるけど、普通にやったらすっごく暗い話だなあ。
双樹からの2年前と同じ依頼、これもまたシリアスで……。でもそのシリアスさは、今回はそれ以外の要素で結構薄められていた。恋太郎のへタレっぷりは相変わらずだったけど。でもこの依頼が終わったときに、ようやくやり直しは実現されて……。動き出したなあ、最後の歯車。
脇役キャラも今回はいつになく活き活き。杉作のおばちゃん、豆腐屋玄さんは相変わらずのナイスキャラで、さらにそこに朱雀ばあさんなる登場人物。再び愛之助の存在ちらつく。この辺たまらんかった!
イカ、面白いなあ。これがほんとうにイカしてるということなのか。マリオのゲッソーになったりしたし、細かい動きしすぎ。しかもNARUTOのパロディ!効果音も印の結び方も、完璧に「火遁 豪火球の術」!いやー笑った笑った。でも、アクションの動き方が1話を彷彿とさせる……。
で、最後。凄まじい急展開で引き。イカニコタマを炎上させているっていう、そういうシチュエーション。で、ついに意志を固める恋太郎。かっこいいっていうか、やっぱり主人公はそうじゃないと!
で、愛之助のバトルを背景に展開する新エンディング。インストかと思ったら歌詞ありで、これが引きと相まってすごくよかった。いやー次回が楽しみだ。すげえぞ金月龍之介
来週から3話はまとまった1本の話だとか。まとめて観ようかな。脅威のハイクオリティ、堪能させていただきたい!