吾輩は主婦である 第25話

「だれだ」

またしても異色の回。放送日と劇中がリンクするという仕掛けは毎日放送する昼ドラならではのものか。これによって物語は奇妙に展開、いつになく不思議な30分でした。とはいえ、いつもの「吾輩」だったんだけども。
しかし感想が書きにくく、面白いんだけどなんて書けばいいのか。笑いのほうはいつもと同じぐらいの分量で、少々下ネタも含む。というか、今回はやっぱり若干展開の妙にこだわってたフシがあるかな。テンポよく進んでいくわりには、案外じっくりやってたし。アホ展開でも味があるのね。
終盤はホラー。鈍獣とか思い出した。宮藤作品のホラーっぽい味付けは、なんかほんとに不気味だから困る。タイガー&ドラゴンでもちょくちょくあったっけな、そういうの。一番怖かったのは金属バット引きずる竹下景子だけど。なんであそこまでやるのよ、あの人……。
川平慈英の面白さというか、独特の小気味良い巧さが今回も。来週は高橋一生、宮地雅子……。小野武彦らといい、今回は三谷作品の常連からいっぱい出ますね。