吾輩は主婦である 第11,12話

「」「ぱあと」

漱石からみどりに戻って、また漱石になって……から。少しずつ主婦っぽさをものにしてきた漱石のキャラが、回を重ねるごとに面白くなっている。斉藤由貴、すばらしい。第11回では必死でみどりのフリをする漱石、しかし後半は珍しくダークな展開でした。池津祥子の黒さも全開。演出もノリノリでシリアスとコメディを使い分けていました。しかし、やはり第11回で特筆すべきは夜のシーンか?声を出して笑ってしまった。よし。
で、第12回。「みどりは酒乱」という結論で第11回を完全にナシにしてしまう展開はどうかと思ったけど、ここから先にきちんと用意されてるだろうし。でもネタが洗練されてて面白かった。ただ、ネタにこだわりすぎて全体としてのテンポは少し悪かったか?プロジェクトAとか、ナウシカとか……それぞれのネタは独立して会心の出来だったと思った。原因は演出かな?あと、ミュージカルで戻るという新設定にプラスしたのは伏線なのだろうか。