吾輩は主婦である 第18,19話

父娘問題解決。しかしうまいことまとめたな。で、しかも漱石の小説連載の話もきっちり用意してるし。第18話の喫茶店シーン、レコード会社に勤めていた……という、たかしの設定をうまく活かして熱め。しかしそんな中でも官能小説の文章が方言全開バカ全開で腹捩れる。悪役で珍しく憎らしい温水洋一と、好青年全開の岡田義徳。ともにいい仕事してます。
で、肝心の父娘問題エピソードだけど、ここまで工夫を凝らすと時間がかかるというか、なくてもいいのにやってしまうというか。同時進行にすることで効果高くなってんだけど。喫茶店のミュージカルのシーンも、たかしソロ。再登場の尾美としのり、相変わらずの面白さ。もはやクドカンドラマの常連さん、つか大人計画劇団員ばり?ゲストだったらしい桐谷健太、怪演。街頭クイズにはミスターちんまで参戦して、もうコント状態。でもこのくだり、CMを逆手に取った演出にはぶったまげた。DVDで見ると味気なくなっちゃいそうだなあ。
あと正直川平慈英があまりにもいい味出しすぎてて目が離せません。